少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 【心】は見えないけど【心遣い】は感じられる

今の時代・・

我々の時代と違ってたくさんの物が容易に手に入る時代です。

簡単に【モノ】を手に入れられる時代 

我々が子供の時・・

テレビゲームを持っている家は本当に裕福なご家庭だけだったように思えます。

それが今では家に一台ではなく一人に一台ゲームを持っている時代に変わりました。

子供達が簡単に手に入るようになったのは【モノ】だけではありません。

【眼に見えないモノ】もそうです。

子供がレギュラーを取れないと監督の所に行き

『ウチの子を試合に出して下さい』

『ウチの子をレギュラーにしてください』

『ウチの子はがんばっているんです』

と言いに行くのは違います。

がんばったからこそ手に入れられた【モノ】

僕はスポーツの素晴らしい所は・・

がんばって・・

がんばって・・

やっと手にしたレギュラーだったり・・

何回も何十回も・・

何百本も何千回もバットを振って・・

やっと打てたヒットだったり・・

そういうことで手に入れた【見えないモノ】を努力で手に入れる事が出来るのが

野球の素晴らしさだと思っています。

何でもかんでも簡単に手に入りやすい時代だからこそ・・

こういうことが大切だと思うのです。

目に見えない【モノ】のほうが大切 

彼等が高校野球を終える時に手にするモノは何でしょうか?

家族への感謝。

仲間との絆。

最後までがんばることの大切さ。

それらは全て眼に見えるものではありません。

野球を通して彼等が心で感じてきたものです。

目に見えないモノは、目に見えるモノより大事なことが多いのです。

そして・・

その「見えないモノ」を心で感じるのです。

「仲間の心」は目に見えませんが・・

「仲間の心遣い」は感じる事が出来ます。

「親の思い」も目に見えませんが・・

「想い遣り」という形で感じる事が出来ます。

「先生の気」も目には見えませんが

「気配り」という形で感じる事が出来ます。

春の大会が始まった高校2年生・・

あと数カ月で君達の高校野球は終わります。

その時に・・

何を想って高校野球を終えられるのか。

あと数カ月でその答えが出てきます。

~年中夢球~

 

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。