少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 転ばぬ先の親になっていませんか?

挫折・・

という言葉を聞くと何となくマイナスなイメージを持たれるかもしれません。

挫折する所 

何でもそうですが・・

起こってしまったことは変わりません。

大切なことはその起こったことに対して・・

どう今後を考えていくのかが大切なことになっていきます。

自分のエラーで負けてしまったその【挫折】をどう活かしていくのかが大切な【未来】へ繋がっていくのです。

【挫折】は子供を大きく変えてくれるチャンスです。

ですから・・

挫折する所はしっかり挫折しなければいけないのです。

ポジティブ思考や前向き思考も大切な場合もありますが・・

全部がそうなってしまってはいけないのです。

サヨナラエラー・・

とても辛い事です。

だからこそ・・

過去は引きずるものではなく・・

過去は背負うものです。

背負うからこそがんばれるのです。

野球の現場にいると・・

子供が挫折することを嫌がる親御さんがいらっしゃいます。

誰もが我が子の挫折する所は見たくないでしょう。

又、指導者に我が子が叱らる事を嫌がる親御さんもいらっしゃいます。

もちろん指導者側からすれば叱り方にも注意をしなければいけませんが・・

親御さん側も【叱られた事実】ではなく【叱られた内容】も大切な事です、

転ばぬ先の親・・ 

転ばない方法を教えるのが親ではなく・・

転んだ後にどう立ち上がるのかを教えるのが親なのではないでしょうか。

今、少年野球の現場にいると・・

転ばない方法を教えたり・・

転ぶ前に親が手を貸してしまう親御さんがいらっしゃいます。

転ぶ前に手を貸してしまってばかりいると・・

子供は痛みを知らない人間に育ってしまいます。

痛みを知らない人間は・・

周りの選手の痛みもわからない人間になってしまいます。

転ばぬ先の親ではなく・・

転んだ後の親であることが大切なのではないでしょうか。

そして・・

いずれ我が子が親の手を借りずに一人で立ち上がれるようになることが【親の役目】のはずです。

それを我々は【自立】と呼んでいます。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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