少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 『苦楽』を共に出来る人間は多くはない

私は『共有』という言葉を好んで使います。

選手にも…

人の気持ちを共有出来る人に…

チームメイトの気持ちを共有出来る人に…

そう願っています。

共有してくれる人は必ずいる

野球は楽しいことだけではありません。

それは人生も同じですね。

自分が楽しい時…

仲間が楽しい時…

そんな時はたくさんの人が寄ってきてくれます。

でも自分が辛い時や苦しい時に・・

離れてしまう人間もたくさんいます。

子供が野球をしていていれば親も辛いこともたくさんあります。

泣きたくなる時も…

大声を出したくなる時も…

野球に行きたくない時も…

人はそういう時に

『心配をかけたくない』

『どうせ私は独りぼっちだ』

そんなことを思ってしまいます。

でも…

あなたの辛い時…

あなたの苦しい時…

それを『共有したい』と思ってくれる人が必ずいます。

『苦』を共有出来るのは少しの人です

楽しさや幸せを共有する人はたくさんいるでしょう。

でも『苦楽』を共有出来る人は多くありません。

皆さんのお子さんもです。

野球を辞めたい。

野球に行くのが辛い。

そんな『苦』を共有出来るのは…

親。

野球部の仲間。

監督・コーチ。

限られた人だけです。

我が子が野球で苦しんでいる様子を見たくない…

親としてそう思ってしまうかもしれません。

『苦』の共有は親の特権

でも…

『苦』や『辛』を共有出来るのは親だからではないでしょうか。

それも親の特権です。

言葉を掛けてあげたり・・

好きなおかずをお弁当に入れてあげたり・・

言葉を掛けなくてもただ寄り添ってあげるだけでも・・

お子さんの力になっているはずです。

よく『夫婦は苦楽を共にする』と言いますが

それはきっと親子の間でも一緒のはずです。

楽しみだけを『共有』出来る人間はたくさんいます。

でも苦楽を共有できる人間は決して多くありません。

お子さんの『苦』や『辛』を本当の意味で共有出来るのは親だけかもしれません。

楽しさだけを共有できる人よりも・・

苦楽を共に共有できる人を大切にして下さい。

今・・

お子さんが野球で苦しんでいたり・・

辛い思いをしている親御さん。

たくさん寄り添ってあげてください。

苦しみを知っているからこそ・・

その後に来る本当の楽しさを知ることが出来るはずです。

そして・・

その共有がお互いに優しさをもたらす『共優』になるはずです。

~年中夢球 photo buchiko~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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