少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球【過去→現在→未来】ではなく【過去→現在←未来】と考える力

自分のサヨナラエラーで負けてしまった。

自分がチャンスで打てずに負けてしまった。

誰もが挫折をすることがあります。

過去が創り上げた現在

過去は変えられませんが・・

その挫折を乗り越え力に変えていくことで

過去の思いは変えられることが出来ます。

今の自分があるのは過去のあの悔しさがあったからだ・・と。

過去の悔しさが現在の自分を創り上げ・・

そして、その今の自分が未来へと繋がっていく。

つまり・・

過去→現在→未来

というふうに繋がっていくのが普通です。

未来が創り上げる現在

ですが・・

この→の向きが変わる選手がいます。

先日の記事にも書きましたが石川達也という私の教え子は常に

【プロ野球選手になる】

という未来のビジョンを持っています。

その記事はこちらから↓

法政大学6年ぶり優勝 石川達也の夢の途中 

リトルリーグの時も・・

シニアの時も・・

横浜高校の時も・・

常に頭の中にあった【プロ野球選手】という夢。

そして法政大学にいる現在もその夢のためにある今なのだと思います。

彼の場合は・・

過去→現在←未来

こんな矢印の向きなのだと思います。

現在の自分は過去だけに創られている自分ではなく・・

過去と未来の両方によって創られている自分なのでしょう。

過去→現在←未来

将来、プロ野球選手になりたい。

甲子園でプレーしたい。

こういう遠い未来もあれば・・

このチームで優勝したい。

ホームランを打ちたい。

130キロの球を投げたい。

そんな近い未来のビジョンでもいいのです。

過去だけから創られた現在の自分ではなく・・

過去と未来の両方から創られた自分のほうが・・

夢に向かって向上心も出てくるはずです。

そして、未来からやって来る自分は・・

現在の自分に【希望】を与えてくれます。

未来の自分が現在の自分を見た時に【ガッカリする自分】になっていないようにしなければなりません。

~年中夢球 photo kan__8~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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