少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 メンタルを作り上げる3つの流れ

メンタルと聞くとみなさんはどのようなものを想像されるでしょうか?

根性や執念・・

それもメンタルに重要な一つです。

根性とは・・

ただ・・

それだけではないのです。

一部の指導者の方がここだけをクローズアップし

間違えた『根性論』を唱える人がいます。

私の考える『根性』とは最後までやりぬく力だと思っています。

ではその最後までやりぬく力ためには何が必要なのでしょうか?

それは『目的』と『目標』です。

目標と目的の立て方はこちらから↓

「ピッチングをがんばる」これでは目標になりません。目標に必ず入れなくてはいけないものとは?

目標を立てる時・・

選手はどんな気持ちで目標を立てているのでしょうか?

又、どんな時に目標を立てているのでしょうか?

曖昧に立てた・・

曖昧な目標は・・

曖昧な行動にしかならないのです。

目標が長続きしない選手の多くはここにあります。

『覚悟』が決まっていないからです。

覚悟が決まっていない目標は

『義務』でやっているからです。

メンタルを作る3つの順序

この夏・・

敗れてしまった高校1年生と2年生の選手。

また中学生もこの夏で悔しい敗戦をしてしまった選手もいるでしょう。

だからこそ・・

この時期に目標を立てることはとても効果的です。

メンタルを作る3つの順序があります。

感情⇒思考⇒行動。

悔しいという感情や負けたくないという感情が起こる。

その後にどうしたら野球がうまくなるのかという思考が始まる。

そして、その感情や思考から行動に移す。

つまりは【感情】が最初に出てくるわけです。

その感情から目標は作られていきます。

メンタルが強い選手と言うのはこの【感情】への想いが強い選手なのです。

悔しいと思えるチーム作りを・・

皆さんのチームの選手は負けた後に悔しがっているでしょうか?

また試合に負けて悔しいと思える練習をしているでしょうか?

負けて全員が悔しいと言える環境のチームでしょうか?

この【感情】が緩い悔しさであれば思考⇒行動まで移れません。

行けたとしても長続きしません。

いい選手は辛い練習をしている時に

『この練習は何のためにやっているのか』

をきちんと頭の中で考えています。

『あんな悔しい思いをしたくない』

『もう負けたくない』

思考や行動の元に常に『感情』を想い起しているのです。

試合当日に

『悔しくないのか』

と選手に大きな声で言う指導者の方を見かけますが・・

大切なことは試合までの過程です。

日々の練習で『悔しい』と思える練習をしてきたのかどうか・・

心底悔しいと思える選手は・・

その感情から目標が生まれ・・

思考⇒行動へと移していきます。

~年中夢球~

*年中夢球は講演会を実施しております。ご興味のあるチームさんはトップページの講演会のページからお問い合わせください。

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください