少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 親のレギュラー争いはいらない

私は基本的に「レギュラー」「補欠」という言葉が好きではありません。

スタメンとして試合に出る選手もベンチにいる選手も皆、試合に必要な選手だと思っています。

野球少年がレギュラーを目指す事は自然な事

ただ選手は…

やはりレギュラーを目指してがんばっているのも事実です。

子供がレギュラーを目指してがんばる事は自然なことです。

またその中でライバルと競い合っていると二人にしかわからない友情や絆が生まれることも少なくありません。

ですが・・

時に親御さんがレギュラー争いをしているのではないかという場面を見かけます。

子供をレギュラーにさせる親の間違った行動

1 監督・コーチに気に入られるために『必要以上のおもてなし』をしましょう。

2 自分の子がレギュラーになれるように他の子の悪口を言いましょう。

3 自分の子に『あの子だけには負けちゃだめよ』と自分の感情をぶつけましょう。

4 レギュラー以外は意味がないと言ってあげましょう。

5 我が子だけを応援して他の選手の時は応援する事を辞めましょう。

6 ライバルが怪我をした時は喜びましょう。

7 ライバルの親は敵ですから口を聞くのを辞めましょう。

8 子供がレギュラーを取る事が目的でチームの役を引き受けましょう。

四つ葉のクローバーを探すために・・

子供がレギュラーになるために必死にがんばっている姿を見守り応援することが親の役目のはずです。

周りに根回しをしたり…

ライバルの選手や親の悪口を言ったり…

そんなことで仮にレギュラーになれたとしても子供は喜びません。

四つ葉のクローバーを探すのに…

三つ葉のクローバーを踏み潰すようなことをしてはいけないのです。

お子さんががんばっていてもレギュラーをとれないこともあります。

その時に・・

お子さんにどんな言葉をかけますか?

その時に出てくる言葉は親がお子さんの『どこ』を見てきたかに比例するはずです。

『何』を見てきたかに比例するはずです。

レギュラーじゃなきゃダメだと言うのか…

チームの一員として戦うことを促すのか…

それとも黙って見守るのか…

レギュラーやスタメンを目指すのは子供です。

親がレギュラーやスタメンを目指すのではありません。

子供がレギュラーを目指すことをサポートしてあげることが親の役目です。

『後押し』

『バックアップ』

という言葉があります。

親が子供以上に熱くなりに出てはいけません。

~年中夢球~

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この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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