少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 指導者の成功とは何なのか

我々指導者にとって「成功」とは何でしょうか?

優勝監督になることでしょうか?

人脈を広げて有名になることでしょうか?

少年野球の指導者の成功とは

人それぞれの価値観があり色々な考えがあることと思います。

先日…数名の野球関係者と食事をした時にこの質問をされました。

「本間さんにとって指導者の成功とは何でしょうか」

指導者の成功…

あまり考えたことがなかったのですが

「指導者の成功は子供の成功」

なのではないかと思います。

子供の目標は一人一人違います。

有名高校に入り甲子園を目指す者。

ベンチ入りを目指す者。

高校3年間野球を続ける者。

一人一人の目標は違っていても野球を終えた後に

「野球をやっていて良かった」

と彼等が思ってくれたのなら…

それが指導者としての成功と言えるのかもしれません。

子供が野球を通して感じてくれたもの

そして、その野球の中で

「仲間を想いやる気持ち」

「最後までがんばる大切さ」

「感謝の気持ち」

を子供達が感じとってくれたのなら指導者としてこれほど嬉しいことはありません。

指導している時も

子供達が現役の時も…

ボールを怖がっていた選手がボールを怖がらないようになったり・・

何度も捕れなかったボールが捕れるようになったり・・

バントをたくさん練習していた子が一発でバントを決めたり・・

こういう

『子供の成功』

が指導者としては嬉しく

『指導者の成功』

と言えるのかもしれません。

子供の失敗は・・

ということは・・

子供が試合中にミスをしてしまった。

失敗をしてしまった。

子供の成功が指導者の成功だとするのならば・・

子供の失敗は指導者の失敗です。

試合中にミスをした子に

『お前は何してんだ!』

『へたくそ!』

『使えねえな!』

そんな声を出す指導者の方を時々耳にしますが・・

そのまま自分に返って来る言葉ではないでしょうか?

あの発明家で有名なエジソンの有名な言葉にこんな言葉があります。

『私は失敗したことがない。 ただ、1万通りの うまく行かない方法を 見つけただけだ』

子供たちのミスや失敗は失敗ではなく・・

その一つ一つが成功に近付いている「成長」なのではないでしょうか。

~年中夢球 photo buchiko~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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