少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~中学野球 軟式か?硬式か?その答えは・・

中学の部活で軟式がいいのか・・

クラブチームに入団して硬式がいいのか・・

小学6年生の親御さんと選手は色々と悩む時期でもありますね。

今は軟式のクラブチームさんも多くなってきました。

この時期は体験入部に行かれている方も多いでしょう。

チーム選びは結婚相手を選ぶようなもの

硬式と軟式にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

よくウチのチームの親御さんが

『あそこのチームは指導がいいけどグラウンドがない』

『あそこのチームはグラウンドがあるけど土日しかない』

などとご相談に来るのですが・・

私はチーム選びというのは

『結婚相手を選ぶようなものですよ』

とお話しています。

顔がかっこいい。

性格もいい。

収入もある。

洋服のセンスもいい。

身長も高い。

残念ながらこれらを全部兼ね備えている人ってそうそういないですよね(笑)

何を優先順位にするのか・・

ということです。

もっと言えば・・

『目的は何か』

ということです。

練習場所

硬式のチームさんはなかなか専用グラウンドを持っているチームが少なくなっているのが現状です。

私が住んでいる横浜でもグラウンドの確保が難しく静岡・山梨・千葉といった他県に遠征に行くチームさんも少なくありません。

それに比べて中学の部活は当然のことながら『校庭』があります。

他の部活動の兼ね合いもあるでしょうが練習場所は部活動のほうが確保しやすいのが現状と言えるかもしれません。

怪我

硬式はまだ成長段階の中学生にはボールが重く怪我をしやすいとよく言われます。

果たして本当にそうなのでしょうか?

ボールは硬球が直径71.9〜74.8ミリ、重さ141.7〜148.8グラム。

軟球(B球)が直径69.5〜70.5ミリ、重さ133.2〜136.8グラム。

確かにボールの重さは硬式のほうが重いのは事実です。

ですが一番大切なことは『重さ』ではなく『投げ方』ではないでしょうか?

私はリトルリーグの指導者なので小学生から硬式を扱っているチームにいます。

ですから、そういう部分に関してはかなり神経を使います。

また部活にしろクラブチームにしろ『メディカルチェック』をしてくれる方がいるのかどうかも

チーム選びの一つに挙げられるかもしれません。

指導者

中学の部活の先生は様々です。

ものすごく熱心に見てくださる方もいれば土日はお休みばかりという部活動もあります。

学校の先生は忙しく、今は部活動を見るのを外部から招聘すること検討されているようですね。

また中学校の部活動の先生がいい指導者の方だと思って入部したものの一番怖いのは『転勤』です。

その先生を目的で入部したのに3年生の最後の時に移動されてしまう・・

そんなことも出てきてしまいます。

また基本的には自分の住んでいるエリアの中学校に進むわけですから

『指導者』を選べないと言えるかもしれません。

それに比べて硬式クラブチームは選択肢がたくさんあります。

自分に合う『指導者』を見つけられると言えるかもしれません。

子供の目的と親の目的のズレ

中学の部活がいいのか・・

硬式クラブチームがいいのか・・

という選択肢の答えはご家庭によって違います。

それは

『お子さんが何を目的にしているのか』

によって変わるからです。

そこに『正解』はありません。

ただ失敗してしまう例があります。

それは・・

『子供の目的と親の目的がずれている』

パターンです。

部活動の体験やクラブチームの体験に行き・・

親と子できちんと話し合い・・

自分の『目的』に合った道に進められるといいですね。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (2)
  1. 夢球小僧 より:

    結婚相手!
    私もそのものだと思います。
    誰となら一緒いられるか?
    誰となら協力できるか?
    誰となら付いて行けるか?
    誰の言うことなら聞けるか?
    自分の野球人生を預けるのですから仲間にしろ指導者にしろ人間を選ぶのが大切だと思います。
    チームの名前・グランド・人数・試合数など、また試合に出れるからとかのさまざまな理由でチームを選ぶ親や子供が多いと思います。
    一番大事なのは、そのチームで自分がどの様に成長出来るかが一番大切なのではないでしょうか⁉

    1. 管理人 より:

      最後の一行・・
      正にですね。
      チーム選びに一案大切なことだと思います。

      どこを目指すかも大切なことですが・・
      誰と目指すのかもとても大切なことだと思います。

      将来野球を振り返ったときは
      『誰と目指したのか』のほうが心に残っていると思います。

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