少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~母は強し・・じゃない時もあります~

朝…

誰よりも早く起きる母。

起きた時から母は家族のことで頭がいっぱいです。

母は朝から家族のことを考えます

「何時集合だっけ?」

「お弁当の用意しなきゃ」

「補食のお握りも作らなきゃ」

「お父さんの審判着はどこだっけ」

「今日は試合だから朝御飯は消化にいいものにしなきゃ」

自分のことはいつも後回し…

まずは「家族」のことを優先する母。

帰ってからも・・

野球の練習や試合から帰ってきて…

また母は家族のことを先に考え行動します。

「洗濯1回じゃ間に合わないわ」

「まずは夕御飯のしたくをしなきゃ」

「お風呂も沸かさないと」

全てが終わって…

気付くと…

我が子も父も疲れて寝て…

自分一人だけの夜を迎える。

やっと自分のことを考えられるのは夜遅いわずかな時間。

母は強し・・と言われる理由

「母は強し」

そう言われます。

母は自分のために動いている時間はわずかです。

家族のことばかりを考え家族のために動いています。

人間って「自分のこと」だけを考えていると弱くなりがちですが「人のこと」…それも「家族のこと」を考えていると強くなれるのかもしれません。

母はいつも家族のことを考えているから「母は強し」なのでしょう。

母は強し・・になれない時もあります

でも…

「母は強し」になんかなれない。

この言葉が嫌いだという人もいます。

母だけど…

強くなれない。

そんな時もあります。

我が子が野球をがんばっているのだから・・

私もがんばらなければ・・

周りの人も

『子供が野球をがんばっているんだから・・』

そう言います。

それでも・・

時にはチームの人間関係に疲れ・・

体力的にも疲れ果て・・

どうにもがんばれない時もある。

そんな時は少し立ち止まりましょう。

『少し止まる』と書いて『歩く』と書きます。

マウンド上のピッチャーも・・

疲れて立ち止まった時・・

お子さんやご主人が手を差し伸べてくれるはずです。

チームメイトのお母さんも・・

監督やコーチも・・

みんなあなたの味方です。

ピッチャーはマウンド上の苦しい場面で時に一人で戦っている錯覚を起こします。

目の前にいるバッターしか視界に入らない時があります。

そんな時に間をとって後ろを振り返ってみたら・・

たくさんの仲間がいることを思い出します。

立ち止まることは悪いことではない

立ち止まるからこそ・・

見える景色があります。

立ち止まって下を見たら

雑草の力強さに勇気がもらえるかもしれません。

立ち止まって上を見たら

空の大きさに自分の悩みが小さく思えるかもしれません。

走りすぎていたら見えなかった景色が立ち止まるから見えることがあります。

母は有り難し

子供が野球をしていると母は本当に大変です。

体力的にも・・

精神的にも・・

そして、その悩みを一人で抱え込んでしまう母がたくさんいます。

『母は有り難し』

存在です。

『母は強し』

に疲れてしまったお母さんに

『感謝』の気持ちを『言葉』にしたり『行動』にしてあげることが大切ですね。

有り難う』

きっとその『一言』で・・

また母は・・

『強し』になれるはずですから。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (1)
  1. 1103 より:

    上の子が小学2年生の時に入団し、今下の子が小学4年生です。
    7年同じ野球のスポーツ少年団にいます。
    上の子、2番目の子までは夢中でスポ少に参加してましたが、長くスポ少にいるせいもありいろんな事が重なって今スポ少に行くのがとてもツラいです。
    下の子は見にきて欲しいらしく今日は来れる?って聞きますがなんとか理由をつけて行かない日々が続いています。
    野球は大好きだし子どもががんばってる姿を見るのも大好きです。
    中学校の野球には喜んで行けるのですが、スポ少には喜んで行けない自分がいます。
    親の都合で他のスポ少に移るのもどうかと思いますし…
    毎週、葛藤してました。

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