少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~自分の子供がサヨナラエラーをした時どう向き合いますか~

過去を振り返った時に自分を変えてくれた試合がありますか?

過去は変えられませんが…

自分のエラーで負けてしまった試合。

何故、あの時、捕れなかったのだろうと流した悔し涙。

自分が打っていれば勝てた試合。

何故、あの時、打てなかったのだろうと流した悔し涙。

野球を辞めたいと思っていた過去もあるかもしれません。

怪我で苦しんでいた過去もあるかもしれません。

確かに起こってしまった過去は変えられません。

ですが、過去に起こった事の思いは変えられるはずです。

未来の自分が見ています

それだけ悔しい思いをしたのなら・・

それだけそのエラーが悔しいのなら、その一球を捕るために何千もの球を捕るしかない。

それだけその一打席が悔しいのなら、その一打席のために何万回もバットを振るしかない。

エラーも三振もあって野球です。

いつの日か・・

その悔しさを・・

あの日があったからがんばれたんだという過去に変えてください。

未来の自分が見ています。

だから『今』をがんばるしかないんです。

挫折はチャンスです

だからこそ、その日、悔しかったのなら、悔しがって欲しいんです。

ボロボロ泣いてもいい。

作り笑顔などする必要はない。

挫折は辛いですが子供が大きく変わるチャンスです。

私は子供が大きく変わるチャンスは3つあると思っているんですね。

①大きな成功体験

②信頼ある人からの言葉

③大きな挫折

このなかでも一番大きく変わるチャンスは挫折です。

変わる=CHANGE

大変なことをしてしまったと思うのなら、それは

大きく変わる=BIG CHANGE

なのです。

挫折する場面をスルーしていませんか?

ただ…

その挫折を挫折と子供は受け止めているでしょうか?

練習をアグレッシブにやっていた子がサヨナラエラーをしてしまった…

掛ける言葉が多くなくてもきっと本人の中でわかるでしょう。

練習態度に問題があったり、自主練を真面目にやらなかった子はこういう時こそじっくり話すべきだと思うのです。

色々な子がいます。

サヨナラエラーをしても何も感じない子。

悔しいけど周りにそれを見せたくなくてヘラヘラごまかす子。

もちろん、話す人、言葉は大切ですが、こういう子ほどこういう時に、大人がきちんと向かい合うべき所です。

厳しい言い方ですが「挫折を味わってほしい」のです。

それは未来のためにです。

挫折している姿は親御さんにとって辛いことでしょう。

ですが、挫折を知らないことや挫折を挫折と感じないことのほうが大変です。

自分を変えてくれる試合があるはずなんです。

その試合を子供が挫折をしたくないという思いから悔しがらないことがあります。

そして大人もスルーしているケースがあるような気がしてならないのです。

悔しくて悔しくて仕方がなかった試合があるはずなんです。

その試合は「原点」として今の自分を支えてくれるはずです。

そうなるためにもじっくり話し合い、向き合わせるべきなんです。

挫折をして過去のことを受け止める。

だからこそ、これからがんばる「覚悟」を決める。

その覚悟があれば、過去の思いは変えられるはずです。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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