少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

高校野球~バットを振り続けたマメ~

高校3年生にとって最後の夏は特別なものです。

そして親御さんにとっても・・

少年野球から続けてきた野球の集大成になる選手も多いでしょう。

バットを振り続けたマメは…

今からお話する彼も高校野球最後の夏にグラウンドでプレーすることを夢見て、毎日毎日バットを振り続けました。

毎日・・・毎日・・・

バットを振り続けた彼の手にはたくさんの『マメ』が出来ました。

最後の夏にバッターボックスに立つことを夢見て・・

スタメンじゃなくてもいい。

せめて1打席でいい。

運命のメンバー発表の日・・

彼の名前はありませんでした。

いつもお話しますが、ここから、自分の気持ちを「チームのために」と変えて最後までがんばろうとする子と、くさってしまう子では、今後の人生も変わってしまうと思うんですよね。

バットを振り続けた彼の手に出来た『マメ』は小さく小さくなっていきました。

しかし…

彼の手には再び『マメ』が出来上がりました。

彼は『スタメンプレーヤー』ではなくなりましたが『応援プレーヤー』として戦う決意をしました。

彼の手には、バットの代わりに太鼓のバチがありました。

バットで作ったマメは太鼓で出来たマメに。

 

グラウンドの中にいる仲間と想いは一緒。

グラウンドの中でもスタンドでも『プレーヤー』であることは一緒。

彼の打つ太鼓は仲間の心を打ち、

彼の響く太鼓は仲間の心に響きました。

 

太鼓で出来た彼の豆は・・

バチという枝に伝わり・・

『アフリカンシンフォニー』という大樹になって仲間に元気と勇気を与えました。

それぞれの高校球児に、それぞれの夏の終わりかたがあります。

「どこの場所で終わるか」が大切なことではなく「どう終わるのか」

その終わりかたがとても大切なのが高校野球ではないでしょうか。

そして、その「終わりかた」を親は目に焼き付けなければいけないと思います。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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